事務服は小さめにできてる?失敗しないサイズ選びの方法事務服は小さめにできてる?失敗しないサイズ選びの方法
事務服のサンプルを会社に取り寄せて貰って、入らなかったらどうしよう・・・
事前に正確なサイズを把握しておきたいお気持ち、よくわかります。
実は、事務服はメーカーや服のデザインによって、小さめにできていることがあります。
サイズ選びでよくある失敗はこの3つ。
- 普段着用している服のサイズで事務服も選んでしまう
- ヌードサイズの測り方が間違っている
- ヌードサイズと仕上がり寸法を誤解している
こちらの記事では、そんなよくある失敗と解決方法をお伝えします。
ジャストサイズの服が見つかれば、自然と笑顔が生まれて自信が持てます。
ご自身の体をきれいに見せてくれる理想の一着選んで、素敵なレディを目指してくださいね。
事務服は小さめにできている場合もある
普段履いてるスカートが9号だから、事務服も9号でぴったりなはず・・・と思っていませんか?
アパレル服と同じサイズをそのまま選んでしまうことも、失敗しがちなポイント。
服のデザインによってターゲットとなるお客様が違うため、たとえ同じメーカーで同じ号数だったとしても、デザインによってサイズが微妙に違います。
また、アパレル服とユニフォームでは着る目的が違うため、作りも生地も違います。
事務服の中には、丈夫な生地でできているものや、細く見せるために細かいパーツを組み合わせているものなど、アパレル服にはない特徴を持つ服も。
人生の大半を着て過ごす仕事着。そのサイズ選びは、アパレル服よりもちょっとだけ慎重に選びましょう。
ヌードサイズを正確に測る
そもそも「自分に合うサイズが何号なのかわからない」という方もいらっしゃいます。
一般的なS・M・Lの表記に慣れていると、調べる機会も少ないかもしれませんね。
正確なサイズ選びのためには、ご自分のヌードサイズを把握しておくことが大切。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、きちんと把握しておけば
- サイズ選びに失敗したときの返品の手間が減る
- サイズぴったりの素敵な一枚を見つけやすくなる
などのメリットがあります。
自分の適性サイズを把握するために、以下のやり方で必要部分のヌードサイズを測りましょう。
- 肩巾
- 左右の肩先から肩先までを、バックネックポイント(後ろ襟ぐりの中央)を通して測ります。
- バスト
- 胸の一番高い位置で、締めつけないように水平に測ります。
- ウェスト
- 胴まわりの一番細い位置で、おなかを膨らませたりへこませず、水平に測ります。
- ヒップ
- お尻の一番高い位置で、締めつけたりせず水平に測ります。
ヌードサイズを測る際に、注意事項はこの3つ。
- 食後は避ける
- 薄手のインナー・肌着を着る
- 鏡の前で確認する
また、一人では測るのが難しい場合は周りの方に手伝ってもらいましょう。
ヌードサイズと仕上がり寸法の違い
「ヌードサイズがウエスト66㎝だったから、ウエストサイズが66㎝のスカートを注文すればぴったりなはず」と思っていませんか?
実はこれ、よくある誤解なんです。
ヌードサイズと仕上がり寸法の違いをきちんと知ることで、うっかりサイズ違いを防ぎましょう。
- ヌードサイズ
- 体のサイズのこと
(=対応サイズ・適応サイズ・適応寸法) - 仕上がり寸法
- 服の寸法のこと
(=商品サイズ・製品実寸・上がり寸)
このように、ヌードサイズと仕上がり寸法は別の寸法です。
仕上がり寸法 = ヌードサイズ + ゆとり
となり、ゆとりを計算して選ばないとピチピチのサイズになってしまいます。
通販サイトで掲載されているサイズ表は、ほとんどが仕上がり寸法。
また、同じメーカーでも「ゆるめ・きつめ」のデザインがありますので、仕上がり寸法も微妙に違います。
サイズ選びの際は、商品ごとの仕上がり寸法表から、自分のヌードサイズ+ゆとりを考慮してサイズを選びましょう。
ゆとり計算不要のヌードサイズ規格寸法
ヌードサイズから自分に合う号数が知りたい!という方のために、メーカーごとに「ヌードサイズ規格寸法」を出しています。
この数字は、「この身体のサイズなら快適に着れる目安」を表しており、あらかじめゆとり分も考慮された数字となっています。
具体的には、もしウェストのヌードサイズが66cmだった場合、服のサイズは9号がぴったりということ。
(※ヌードサイズ規格寸法はJIS規格を参考にしていますが、メーカーごとに違いがあります)
普段から「サイズが合いにくいな」と感じている部分があれば、大きめのサイズを選んでおくことがポイントです。
ぽっこりお腹を無理やり収めるよりも、ワンサイズ上にしてほどよくゆとりを持って着る方がすっきり見える場合もあります。
サイズ合わせのコツ
「自分でヌードサイズを測るのが正解」と言っても、自宅でメジャーを使って採寸するのはなかなか手間。
そういった方におすすめな、手軽にできるサイズ合わせのコツを2つお伝えします。
フィットする私服を採寸する
お持ちの私服の中に、体にフィットしている服があるはずです。
私服のサイズを測って、着たい事務服の仕上がり寸法と比べてみると、ぴったりな服が見つかりやすいのでおすすめです。
なお、服の採寸方法はこちらの通り。
- 肩巾
- 後ろ中央の衿つけ位置(衿ぐり)を通り、左右の肩先から肩先まで
- バスト
- アームホール下を一周
- ウエスト
- スカート、パンツのウエストベルトまわり
- ヒップ
- ウエストベルトつけ位置から18〜20cm下で一周
- 着丈
- 後ろ中央の衿つけ位置から裾まで
- スカート丈
- 前中央のベルト下から裾まで
(カーブベルトやヨーク仕様のスカート丈は前中央の上端から裾まで) - パンツ丈
- 上端から裾まで
- 股上丈
- 前中央の上端から内股合わせ位置まで
- 股下丈
- 内股合わせ位置から裾まで(縫目に沿って測ります)
フィットするサイズが手軽に見つかりやすいので、ぜひお試しを。
市販のスーツ店で試着する
大型百貨店やデパートなど、試着室に自由に入れるお店は近くにありませんか?
メーカーによってサイズは多少変わりますが、実際に同じ号の服を試着してみると感覚がよくわかります。
着てみてピッタリだと感じたサイズを確認し、購入予定の商品サイズとよく見比べてみてください。
「意外ときついな」「ちょっとブカブカ」などの感覚がよくわかり、サイズ選びの精度が上がります。
サイズ選びに困ったら
事務服通販のオフィススタイルでは、サンプル貸し出しも行っておりますので、注文前に試着することができます。
(※サンプル貸し出しは法人限定です。)
他にも、着るだけで細く見えるジャケットや、軽快な脚さばきができるスカートなど、女性に嬉しい機能を備えた事務服を取り揃えています。
全ての事務服に仕上がり寸法表を記載しており、お探しのサイズも見つけやすくなっています。
ぜひお気に入りの1着を見つけてみてくださいね。